阪急つかぐち内科クリニック
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Urinary Stones

尿路結石

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尿路結石は、腎臓で作られた結石(石)が尿管や膀胱などの尿路に存在する病気です。突然の激しい腰背部の痛み(疝痛発作)や血尿が特徴的な症状で、日本では増加傾向にあります。生涯で男性の約7人に1人、女性の約15人に1人が経験するとされる比較的身近な疾患です。

尿路結石の原因

尿路結石は、尿中のカルシウム、シュウ酸、尿酸などの成分が過飽和状態になり結晶化して石になることで形成されます。結石の約80%はカルシウム結石(シュウ酸カルシウムやリン酸カルシウム)です。原因としては、水分摂取不足(尿が濃縮されやすくなる)、動物性たんぱく質や塩分の過剰摂取、シュウ酸を多く含む食品(ほうれん草、チョコレート、紅茶など)の摂りすぎなどの食生活の問題が大きく関わっています。そのほか、肥満やメタボリックシンドローム、高尿酸血症、副甲状腺機能亢進症などの基礎疾患も結石形成のリスクを高めます。

尿路結石の主な症状

腎臓にある結石は無症状のことが多いですが、結石が尿管に落ちて詰まると、突然の激しい腰背部や側腹部の痛み(疝痛発作)が起こります。この痛みは「動けないほどの激痛」と表現されることが多く、冷汗や吐き気、嘔吐を伴うこともあります。痛みは波のように強くなったり弱くなったりするのが特徴です。血尿も高頻度で見られ、肉眼ではわからなくても検査で検出されることがあります。結石が膀胱に近い位置にある場合は、頻尿や残尿感、排尿時の痛みといった膀胱刺激症状が出ることもあります。

当院での検査・治療について

当院では、腹部エコー検査で腎臓の腫れ(水腎症)や結石の有無を確認し、尿検査で血尿の有無を調べます。血液検査で腎機能や尿酸値、カルシウム値なども確認します。治療は結石の大きさや位置によって異なります。5mm以下の小さな結石は自然排石が期待できるため、十分な水分摂取と鎮痛剤による痛みの管理を行いながら排石を待ちます。排石を促進する薬剤を併用することもあります。結石が大きく自然排石が難しい場合や、感染を伴う場合は、専門医療機関での体外衝撃波結石破砕術(ESWL)や内視鏡手術をご紹介いたします。

再発予防のための生活習慣

尿路結石は再発率が高く、5年以内に約30〜40%が再発するとされています。再発予防で最も重要なのは水分摂取です。1日2リットル以上の水分を摂り、尿量を1日2リットル以上に保つことが推奨されています。食事面では、塩分や動物性たんぱく質の摂りすぎを控え、野菜や果物を積極的に摂りましょう。カルシウムは適度に摂ることがシュウ酸の吸収を抑えるため、制限する必要はありません。クエン酸(レモンなど柑橘類に含まれる)は結石形成を抑制する効果があります。肥満の方は減量も再発予防に有効です。

こんな時は早めに受診してください

突然の激しい腰背部の痛みや血尿がある場合は、尿路結石の可能性がありますので早めに受診してください。痛みが非常に強い場合、発熱を伴う場合(結石に感染が合併した可能性)、嘔吐が続いて水分が摂れない場合は緊急の対応が必要です。また、過去に尿路結石の既往がある方で同様の症状が出た場合も早めにご相談ください。当院ではエコー検査で迅速に評価し、適切な治療方針をご提案いたします。

ご予約・お問い合わせ

尿路結石についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。